在宅(居宅)サービスとは?
ご自宅に住みながら介護保険を使って、介護保険サービスを受けることができるサービスには2つあります。自宅で受けられるサービスと自宅から通って受けられるサービスです。
自宅で受けられるサービス
自宅で受けられる主なサービスには、訪問看護・訪問介護・訪問入浴介護・住宅改修・福祉用具レンタル・居宅療養管理指導・訪問リハビリテーション・夜間対応型訪問介護・定期巡回随時対応型訪問介護看護などがあります。
訪問看護
医師の診断を終え、医師の指示に基づいて、定期的に看護師が自宅を訪問し、医療処置が必要な人と健康面で不安のある高齢者に対して、自宅で生活できるよう支援する事です。介護保険または医療保険を使用して、訪問看護が利用できます。
利用できる要件は、要支援または要介護認定を受けている方です。
訪問看護を実施している事業者は2つ。
1つは病院と診療所でもう1つは訪問看護ステーションです。病院と診療所から訪問看護を利用する場合は、その病院と診療所で受診している必要があります。
訪問看護ステーションから訪問看護を利用する場合には、どの病院と診療所を受診していても利用することができます。
| 利用時間 | 自己負担額の目安 |
| 20分未満 | 310円程度 |
| 20~30分未満 | 470円程度 |
| 30~60分未満 | 820円程度 |
| 60~90分未満 | 1,120円程度 |
上記が料金の目安です。実際には地域によって1単位あたりの金額が異なるため、実際の金額については、訪問看護ステーションに問い合わせてみてください。
訪問介護
介護訪問員(ホームヘルパー)に、食事・着替え・トイレ介助・入浴などの身体介護と、掃除・洗濯・食事調理・薬の管理などの生活援助をしてもらい、日常生活を助けてもらう事です。
要介護の認定を受けている方が利用する事ができます。要支援1~2の人については、「介護予防訪問介護」の対象となります。
料金の目安は、週1回利用すると1,200円程度、週2回利用すると2,500円程度(2回分の合計金額)、週3回以上の場合は3,900円程度となります。(料金は1割負担の場合の自己負担額です)
訪問リハビリテーション
医師の診断の結果、医師の指示により、ご自宅で機能訓練をするサービスです。理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が訪問します。
体操や簡単なストレッチにより関節の可動域を広げる。筋力を維持・強化する。麻痺のある部分を回復させるようマッサージを施す。動作、歩行訓練などで機能を回復・強化するためのサービスがあります。
言語聴覚士により、言語機能の回復や嚥下(えんげ)機能の強化により飲み込む力を回復します。
居宅療養管理指導
通院できない高齢者に対して、医師・歯科医師等が訪問して生活上の助言や薬の関する助言、栄養面や口腔ケアの指導を行い、在宅生活の支援を行うサービスです。
医師の指示により、薬剤師・管理栄養士・歯科衛生士・看護職員が指導する事があります。
訪問入浴介護
入浴がひとりではできない利用者の自宅を専用の車で訪問し、専用の簡易浴槽を持ち混んで行う入浴サービスです。介護スタッフ2名と看護スタッフ1名の3名体制で実施するのが一般的です。入浴ができない場合には、手浴・足浴・陰部洗浄・洗髪などに代える事ができます。
住宅改修
小規模な改修で、要介護となったために必要となった自宅等の改修工事費用を、介護保険による給付で賄うまたは工事費の一部に充てる事です。
増改築やエレベーターの設置工事等大がかりな改修は対象となりません。保険適応の対象となるのは、スロープの設置、便器の向きの変更、浴室の床面のかさ上げ、手すりの取り付け、床や通路部分の材質の変更等です。
その他の保険適用対象のなる工事は市町村に確認しましょう。
住宅改修の支払い限度額は18万円で、工事費用の上限は20万円です。費用を支払った後に給付を受けるため、工事費用を立て替えて支払う事になります。
福祉用具貸与・特殊福祉用具販売
介護用ベッドや車いす、エアマット等が必要となった場合、そのレンタルの費用を保険の給付を受けて費用に充てる事。
レンタルの対象となるのは、車いす、電動車いす、特殊寝台、床ずれ予防用具(エアマット)、体位変換器、工事不要の手すり、工事不要のスロープ、歩行器、歩行補助杖、徘徊感知器、移動用リフト、特殊尿器です。
1年間に10万円を上限として利用する事ができます。
自宅から通いで受けられるサービス
通所介護
デイサービスセンターによるサービスあるいは地域密着型サービスの事。送迎サービスを利用して施設で入浴やリクリエーション、食事、機能訓練などを行ったり、介護サービスを受けること。
社会的孤立の解消と生活の活性化等を主な目的としています。
療養通所介護
通所介護の1つで、神経系難病や末期がんの高齢者に対して、医療的ケアを行う通所介護です。通常の通所介護より看護職員が手厚く配置されています。
通所リハビリテーション
リハビリを必要としている人や医療的ケアが必要な人の心身機能の維持・回復を主な目的としているサービスです。医師の常駐している病院・診療所・介護老人保健施設に限定されたサービスで送迎サービスが実施されています。
短期入所生活介護
特別養護老人ホームや養老老人ホームなどで短期間の宿泊をして、介護を受けたり、機能訓練を行う事で、ショートステイの1つです。
在宅介護をしているご家族の介護負担軽減が主な目的で、利用者本人の機能改善も同時に行いながらの、生活環境の安定と活性化も大切な目的としています。
利用者の内の70%は1回の利用が14日以内で、月あたりの平均利用日数は11.5日です。月額の費用の平均額は10万4,000円程度です。
短期入所療養介護
医療的な依存度の高い利用者に、短期間の宿泊をして介護やリハビリテーションを行うことです。療養する所は、介護老人保健施設、病院、診療所、老人性認知症疾患療養病棟のある病院です。看護師が手厚く置かれ医師が配置されています。
投稿者プロフィール

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埼玉県中部から湘南新宿ラインを使って東京都心に勤めています。親の介護体験はありません。
自転車で10分程の老人ホームに住む母に、週2回程度、手料理を持参したり差し入れや病院の通院の付き添いで訪問しています。
母が老人ホームに移り住むタイミングで近くに引っ越しました。通勤時間は長くなりましたが、自分の時間が作れました。
左の写真の絵は私が描いた絵ではありません。
超多忙な時期に自分を取り戻すかのような思いで購入しました。日本画家東山魁夷の「道」の複製です。とっても好きな絵です。人の人生のよう。
忙しいからこそ、絵画を鑑賞したくなる時があります。アンバランスでどこか不足した栄養素を補うような本能で、美を欲するのを感じるからなのでしょう。
しっかり働き、自分の時間を大切に、そして、親の助け手でもある。恩返しする。これまでも、これからも・・・。





