介護職の待遇(月給)はどうなのでしょうか? 【PR】

2021年度の各産業の月給額の統計が厚生労働省によって公開されています。(令和3年賃金構造基本統計調査 結果の概況) 【本記事はアフィリエイト・プロモーションを含みます】

昨年度の賃金構造基本統計調査は、今年の2月に公開され、どなたでも閲覧することができます。年齢別・男女別・産業別・前年増減比率などを知ることができます。

すべての産業を網羅していないけれど、介護・医療産業の賃金は、高くはないけれど、あまりにも低いということはありません。標準より上の部分もあるし、全産業で見劣りする部分もあります。

標準より厚遇な傾向があるのは、65~70歳での男性の待遇です。

上のグラフは、厚生労働省作成の賃金統計。産業別の男性の賃金をグラフにしている国の資料のコピーです。金融・保険業と教育・学習支援業とでは、他の産業は概ね賃金は低い。

ですが、飲食サービス業、宿泊業と製造業よりも医療・介護業は賃金が高いことが分かります。

「介護は賃金が低い」と良く言われ、耳にすることも少なくは有りません。国会でも言われいているのを私は聴いたことがあります。

実際には「ソー高くはない」。けれど、最も低いのでもありません。

 

 

次のグラフも、厚生労働省作成の賃金統計の賃金をグラフにしている国の資料のコピーです。女性の場合の賃金です。

医療・福祉の給与は、女性の場合でも製造業と宿泊業、飲食サービス業よりも高めです。

では、なぜ? 「介護職は賃金が低い」と言われることが多いのでしょうか?

私は、40~50歳の給与が他の産業と比べると高止まりしているのが大きな原因なのだと思います。

 

上の表は、厚生労働省作成の賃金統計で、国の資料です。男性の場合の年齢別の賃金をまとめた表です。2021年度のデータですが、赤の部分が医療・福祉の男性の賃金です。

定年以降に収入が増えているのは、推測ですが、役員の報酬が統計でのメインの数値なのだと思われます。29歳くらいまでは、どの産業でも似たり寄ったりの賃金だとわかります。

ところが、40~50歳の給与では、金融業よりも10万円程度月給が低い。賞与は換算していませんが、月給ベースで年間100~150万円程度低い。

働き盛りで子供の教育費と住宅ローンが重なる10年間からそれ以上の期間で月給が上がらないことが「介護職は賃金が低い」と言われる主因なのだと思われます。

上の表の一番下に勤続年数が記されています。もっとも勤続年数が少ないのが医療・介護職で9.1年です。超高齢化社会という世界に例を見ない日本で、新しい産業として介護業界は生まれており、未だに新しさのある業界です。

そして、勤続年数が短い男性も多く働いていると、必然的に、他産業より賃金が低くなる、という現象が起きているのかもしれません。

つまり、しっかりと長く継続して医療・介護業界で働くと、他の産業とそん色ない賃金を40~50歳にもらえると推測することもできます。

今回注目した点。介護職でのアドバンテージな部分があるのです。それが、横のブルー線で囲った、対前年増減率です。給与が上がる傾向にあるのか?下がる傾向になるのか?

将来的に有利な職業なのか不利な職業なのか?

実は、医療・介護職の増減率はダントツに高い、4.9%増。国の施策と企業努力の相乗効果で賃金が上がってきているのでしょう。

なぜ?

介護業界よりも賃金の低い、製造業、宿泊サービス業、飲食業の給与が低いと言われることが少ないのでしょうか?

よくわかりません。新しい産業については、みなさんが注目しやすく、また、人の命に関わるお仕事でもあることから、労働の大変さに見合っていない、ということなのでしょう。

いずれにしても、国家事業となり、大きく国の予算のつく高齢者福祉産業は、安定産業です。突然仕事を失うことがない分、計画的に継続して働くと、悪くはない賃金が支払われる産業であり職種なのだと思います。

投稿者プロフィール

みえる
みえる
埼玉県中部から湘南新宿ラインを使って東京都心に勤めています。親の介護体験はありません。

自転車で10分程の老人ホームに住む母に、週2回程度、手料理を持参したり差し入れや病院の通院の付き添いで訪問しています。

母が老人ホームに移り住むタイミングで近くに引っ越しました。通勤時間は長くなりましたが、自分の時間が作れました。

左の写真の絵は私が描いた絵ではありません。

超多忙な時期に自分を取り戻すかのような思いで購入しました。日本画家東山魁夷の「道」の複製です。とっても好きな絵です。人の人生のよう。

忙しいからこそ、絵画を鑑賞したくなる時があります。アンバランスでどこか不足した栄養素を補うような本能で、美を欲するのを感じるからなのでしょう。

しっかり働き、自分の時間を大切に、そして、親の助け手でもある。恩返しする。これまでも、これからも・・・。